仙台育英学園高等学校では、部活動だけでなく授業でも
“eスポーツ”(エレクトロニックスポーツ)を導入している。

eスポーツとは、複数のチームで協力しながら、
コンピューター(ビデオ)ゲームで対戦する、というものである。

2018年からeスポーツ部は先駆けて活動しており、
2019年4月から正式に部活動としてスタートした。
同年12月の「第1回全国高校eスポーツ選手権」に出場し、ベスト8に進出した。
そして2020年にも「第2回全国高校eスポーツ選手権」に出場し、ベスト8という輝かしい実績を上げた。

本校の情報科学コースの選択授業となる学校設定科目にも
「eスポーツ講座」が設定されている。
普段の授業では日本電子専門学校(東京新宿区)の先生方・専門学生に教えていただく
「eスポーツ講座」をWebオンライン上で受けている。

ここ数年で本校の入学希望者にも、このeスポーツを目的としての希望者も増えている。
2022年度現在で、本校のeスポーツ部の部員は100名を超えた。

本校ではこれまでもeスポーツの活動を幅広く行ってきたが、
2022年春にeスポーツに特化した高性能ゲーミングPCを
宮城野校舎と多賀城校舎にそれぞれ40台ずつ導入した。

高性能ゲーミングPCを導入したことにより、
オンライン上の仲間とのコミュニケーションがよりスムーズになった。
またグラフィックがきれいで、かつスピーディに動作できるという利点も得られた。

現在世界的に人気のあるeスポーツ。
多くの国際大会も開催され、言語や性別、年齢に関係なく世界中の方が楽しむことができる。
本校からも世界で活躍するプレイヤーが誕生するかもしれない。