-以下PR TIMESより-

株式会社ePARA(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:加藤大貴)は、視覚にハンディキャップを持つeスポーツプレーヤーによるブラインドeスポーツチーム「Fortia(フォルティア)」の活動を開始致しましたのでお知らせいたします。「Fortia」とは、ラテン語で「勇気・力」を意味します。今後、「Fortia」の活動を通じて障害の有無に関わらず、社会に勇気と力を届けてまいります。
本日、2021年5月20日より、バリアフリーeスポーツ「ePARA」のeスポーツコミュニティの参加メンバーで構成される「Fortia(フォルティア)」がブラインドeスポーツ(視覚にハンディキャップを持つ方によるeスポーツ)をテーマに活動をスタートします。

私ども「ePARA」は、<挑戦>と<寛容>を大切な価値観とし、視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・内部障害・発達障害など様々な障害のあるメンバーが各々の得意分野を生かしながら、バリアフリーeスポーツの可能性を広げる活動に取り組んでいます。「Fortia」はePARA発のユニットとして、ブラインド(全盲)プレイヤーのeスポーツにおける躍動を目指し、「視覚がなくてもeスポーツを楽しみ、eスポーツで挑戦ができる」ことを具現化し、社会全体に勇気と力を提供できるよう努めてまいります。

■「Fortia」加入プレイヤー

直也

プレイヤー名:盲目の戦士・直也
プロフィール:不可能を可能にする男。声優・ナレーター・小説・エンジニア。 大の野球好き。好きなゲームは鉄拳7。挑戦したいゲームはパワフルプロ野球。 「第1回 ePARA CHAMPIONSHIP」後半戦、鉄拳7大会に出場。
Twitter:https://twitter.com/noy_0207

いぐぴー

プレイヤー名:盲目の女格闘家・いぐぴー
プロフィール:ブラインドeスポーツ界のミューズ。作曲やライター活動を行う。 NHLのど自慢大会グランプリ経験を持つ。好きなゲームはフォートナイト。 ePARA CHAMPIONSHIP後半戦、鉄拳7大会に出場。
Twitter:https://twitter.com/music_Apollonia

■「Fortia」について

「Fortia」のロゴは、大きな手で地球全体を優しく包み込む様子を表現しています。円やカーブを中心とした構図は優しさを意味しています。中央の円を取り囲む輪は、様々な情報を全方位的に網羅していきたいという知性への探求を意図しています。ベースカラーはePARAのテーマカラーを採用しています。

「Fortia」の活動はTwitterで随時お知らせします。
Twitter:https://twitter.com/b_fortia

■これまでの活動内容について
2020年11月22日に開催された「第1回 ePARA CHAMPIONSHIP」(主催:株式会社ePARA)の格闘ゲーム部門にTeam-ePARAの選手として出場。同年の12月20日にはGAMEクロス主催の鉄拳7の大会、「ゆうゆうクリスマスCUP」(主催:GAMEクロス)にTeam-ePARAとして参戦。2021年3月には全盲のプレイヤーの直也といぐぴーが、「EVO Japan 2020」の鉄拳7部門の優勝者であるタイのトップeスポーツプレーヤー“Book”選手によるコーチングを受講しています。

■今後の活動内容について
「Fortia」は本日5月20日(木)より情報発信をスタートします。当面の活用内容は以下の4つをを予定しています。
1) 全盲の条件下によるプレイ環境の整備
2) レベル向上の探求。(鉄拳7、フォートナイトなど)
3) 各種大会の運営、出場に向けた企画立案とプランニング
4) ePARAのニュースサイト(https://epara.jp)における活動の情報発信

さらに今後、以下の3つの内容に挑戦していく予定となっています。

1) ブラインドeスポーツイベントの開催
先天性全盲プレイヤーのみが出場するeスポーツイベントを企画・実行します。プレイヤーを支えるサポーターやeスポーツイベントの運営は障害当事者を中心に構成します。

2) ブラインドeスポーツ解説
私たちは、視覚情報に限らなくてもeスポーツの魅力を伝達できると考えています。晴眼者の実況とタッグを組むことで、全盲プレイヤーによるひと味違ったゲーム解説・ゲーム描写を追求したいです。

3) ブラインドeスポーツ以外の分野へと拡張
「Fortia」の活動で培っていく知見やコミュニケーションをベースにしながら新たな発見を得て、ブラインドeスポーツとは異なる切り口から「Fortia」を体現できる新たな活動を開始したいと考えております。そしてその活動にブラインドeスポーツの主役となるプレイヤーがサポート側として参画することで、eスポーツを通じて色々な人が輝ける場・支え合うを作ることに挑戦していきます。

提供 –PR TIMES